ひのまきいしぶろ

桧牧石風呂古墳

 県の遺跡番号では15B-0400に該当する古墳ですが、探索に参考になるようなものがなく、遺跡地図だけを頼りに探したのですが・・・案の定、撤退かと思ったところに救世主が登場!そばの家のお婆さんが教えてくれました。(入る道を間違ってたようです)石室は全長が10m近くあり、宇陀地域では比較的大きめの石室かと思われます。ただ見ての通り、そんな丁寧なつくりではなく、自然石の平たい部分を表面に配置した石室です。特に見どころはありませんが見つけた時の喜びは古墳ファンでしか味わえない感激です!

おすすめ度(☆3.5) 

★所在地:宇陀市桧牧

★墳形:井足岳(いだにだけ)山麓の丘陵にある円墳(径約18m、高さ2m)

★埋葬施設:両袖式横穴式石室(羨道部の一部は埋没状態)全長は約9.5m、玄室長約4.5m、高さ約2.3m。

★出土遺物:不明

★築造年代:古墳時代後期

★発掘調査:不明

★被葬者:不明