🌸 42.久延彦神社(桜井市三輪)

三輪山の麓、大神神社にほど近い場所に鎮座し本殿は春日造の桧皮葺、拝殿は切妻造、瓦葺で久延毘古命(くえびこのみこと)をお祀りしています。一般には「くえきこさん」として親しまれ、県内はもとより全国から受験生や学生等、お参りする人が絶えない神社で境内にはたくさんの合格祈願等の絵馬が、かかっています

 

ところで「くえひこさん」の正体なんですが、なんと「かかし」さんなんです。ただ立っていることしか出来ない案山子さんですが、常に世の中を見渡している事から、なんでも知っている神として信仰され古事記にもこんな逸話が残っています。

 

 大国主命(おおくにぬしのかみ)の国作りを、いろんな神が手伝うわけですが、たくさんの神々のうち少彦名命(すくなひこなのみこと)の名前だは誰も知らなかったのです。しかしこの久延毘古命だけは、その神様が少彦名命であることを知っていて大国主命にお教えになられました。古事記に「足はあるかねど天下の事を、尽に知れる神と記されている神様」と記されている知恵の神様です。

 

社殿前が展望台でベンチもあり、三輪の大鳥居や大和三山、二上山などが一望できるビューポイントでもあります。