🌸 1.万葉集巻頭の地

白山神社内 歌碑 

境内に日本浪漫派のリーダー保田與重郎揮毫の萬集発耀讃迎の碑と万葉集全二十巻の巻頭を飾る雄略天皇の歌碑があることで知られています。

 

保田與重郎は、この白山神社付近を雄略天皇の泊瀬朝倉宮の候補地と考え、この神社境内に記念として建立したものです。

 

泊瀬朝倉宮の場所については諸説あり保田與重郎はこのあたりを宮跡と推定したようです。特に考古学的な根拠があるわけではありませが黒崎地区の「天の森」が朝倉宮の地であるとの説は「大和誌」や「日本書紀通証」などで述べられています。しかしながら立地的に見て宮を営むのに適地ではないという考え方が一般的ですが最有力候補地である脇本遺跡の近くでもあり、この場所も当たらずとも遠からずといったところでしょうか。

 

桜井市史によると白山神社は「旧指定村社、祭神は白山比咩と菅原道真。玉垣内に南面する本殿その前に拝殿があり石灯籠が12基あって古いものは1600年代のものとあります。白山神社は参道を国道165号線が横断し行きかう車の音で万葉の世界を思いおこすのは難しいかもしれませんが万葉集の巻頭歌の歌碑と記念碑があるという意味で押さえておくべきところかと思います。